男の本格節約術~5年で1000万円貯める52のノウハウ~まとめ

男の本格節約術~5年で1000万円貯める52のノウハウ~

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サラリーマンのあなたに、ぜひ読んでほしい本「男の本格節約術~5年で1000万円貯める52のノウハウ~」(柏本 湊:著)を紹介します。

節約に関する本は、女性が書いた地道な内容が多いです。しかし、今回紹介する本は、男の視点からできる節約術の本となっています。

著者自身、節約をして44歳で経済的自由を手にして仕事を辞めています。本書では、手取り年収500万円の人であれば、5年で1,000万円を貯められる52のノウハウを紹介しています。

今回は、「男の本格節約術 ~5年で1000万円貯める52のノウハウ~」について、私の考え方も交えつつ紹介します。

男の本格節約術①「車は持たない」

車

車について、著者は「都市部に住んでいるなら車を持つ必要はない」と断言しています。

車の維持費は年間70万円となり、30年間で2,000万円を超えます。車にここまでお金を掛けていると、貯金が貯まりません。

電車やバスだけでなく、最近ではカーシェアリングも格安で借りられるようになりました。レンタカーのような面倒な手続きもなく、借りたくなったらスマホで予約して簡単に借りることができます。

↓「カーシェアリング」については下記の記事をチェック!
カーシェアリング比較!車代を3分の1にする

 

男の本格節約術②「保険は入るな」

保険

ほとんどの方にとって、保険はほぼ必要ありません。

必要なのは、資産がなく小さなお子様がいる家庭ぐらいです。あなたが入っている健康保険には、高額医療費制度があります。どれだけ医療費がかかっても、月10万程度までしか掛からないようになっています。

保険はギャンブルに近いものがあります。宝くじの還元率はたったの46%ですが、保険はさらに酷く還元率39%程度しかありません。

 

男の本格節約術③「持ち家よりも賃貸に住む」

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35年の住宅ローンを組んで家を購入する人が多いですが、賃貸の方が圧倒的に有利です。

家を買っていいのは、現金で払える方や10年間の住宅ローン控除の期間に全て払える人だけです。35年のローン払いだと、低金利と言っても支払額があまりに多いです。

また、「すでに買ってしまったよ!」という方は、住宅ローンの繰上げ返済を何よりも優先してください。住宅ローンは残額が多いほど金利が高くなるので、お金が貯まって資産運用を始める方がいますが、住宅ローンの繰上げ返済の方が重要です。

 

男の本格節約術④「口座残高を見える化する」

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あなたは今いくら貯金があるのか、即答できるでしょうか?

すぐに答えられない方は、まず銀行口座の管理が必要です。口座残高を見える化出来ていない人は、貯金が貯まりません。

口座残高を見える化するために、まずオススメしたいのが家計簿アプリ「マネーフォワード」です。

銀行口座やクレジットカードの情報を自動で集約してくれるので、現金を使った時に記帳すれば家計簿が出来てしまいます。

しかも、IDを共有して複数人で見る・記帳するといったことが可能なので、例えば夫婦で家計簿を管理したい場合にもオススメです。

次に導入をオススメするサービスが、住信SBIネット銀行の「目的別口座」です。

目的別口座とは、「様々な目的ごとに口座を作成・管理できる」サービスです。住信SBIネット銀行では、代表口座の他に最大5つ(合計6つ)の口座を作ることが出来ます。

「車の買い替え」「教育費」「家の改装費」など、口座を分けて管理すると今いくら貯まっているのかがすぐに分かります。

どちらも無料で利用できるサービスなので、ぜひ活用してみてください。

↓「目的別口座」については下記の記事をチェック!
目的別口座を使いこなせば貯金ができるようになる!あなたが設定すべき口座5つ

 

男の本格節約術は効果の高い方法ばかり

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「節約をして貯金を貯めたい!」と思っても、ほとんどの方は細かい節約術から始めてしまいます。

しかし、食費を少しずつ削ったり、光熱費を使わないように気をつけても、貯まる金額は小さいです。それよりも、今回紹介した車・保険の見直しや、家計管理の方が重要となります。

著者の柏本さんは、44歳にしてセミ・リタイヤをしています。

柏本さんは「豊かな人生」を「妻と楽しい時間をできるだけ多く共有し、自分の趣味もふんだんに持ち、ストレスある対人関係を抱えない人生」と定義しています。

この考え方は全く同感でした。地位よりも、楽しい時間が最も貴重な財産です。あなたもぜひ男の本格節約術を実践してみてください。




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