子供の教育費が不安な方へ

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子供の教育費について雑誌などの特集を読んでいると、1人あたり2,000万円・3,000万円掛かるという話がよく出てきます。

ほとんどの方は、「こんなに用意するのは無理!」「教育費に加えて老後のお金まで用意出来ない!」という方がほとんどです。

私は、2,000万円・3,000万円という数字は気にする必要がないと思っています。それは、児童手当など入ってくるお金もあるからです。

大きな数字だけ見るのではなく、実際にあなたが貯めなければいけない教育費用を計算してみましょう。

今回は、子供の教育費について詳しく解説していきます。




子供の教育費はどれくらい掛かる?

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まず、子供の教育費がどれくらい掛かるのか把握しましょう。

例えば、ある家庭では大学4年生の息子と大学1年生の娘がいます。年間の授業料は、息子が144万円・娘が120万円です。どちらも文系の私学に通っています。

この場合、毎月の教育費は息子が12万円・娘が10万円となります。大学の授業料だけで月22万円払っており、これでは家計は赤字になってしまいます。

また、1度に最もお金がかかるのが、大学や専門学校に入学する時です。入学費や教科書代など、1度に80万円~130万円のお金が掛かります。

大学や専門学校に通っている間は、毎月の収入だけで家計を黒字にするのは不可能です。そこで、貯金をする必要が出てきます。

「うちはお金がないから国公立大学に行かせたい」という親は多いです。確かに、国公立大学の必要な教育費は、4年間で平均259万円です。私立大学なら4年間で平均545万円なので、その差は歴然です。

しかし、大学の在学者数は、国公立大学22.4%に対して、私立大学は77.6%となります。5人に1人しか国公立大学に通えないのが現実で、大学は私立に入学することを考える必要があります。

 


教育費はどれくらい貯めればいいの?

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教育費は1度に掛かる訳ではありません。貯めておきたい金額の目安を解説します。
 
 
・高校まで公立、大学は私立に通わせる場合 300万円~500万円

大学に入学する際に、300万円~500万円を貯めておきましょう。高校生活では教育費の負担がアップするため、少なくとも中学卒業までに貯めておくべきです。
 
 
・中学まで公立、高校は私立に通わせる場合 500万円~700万円

高校から私立に通う場合、当然ですが必要な費用は大きくなります。

また、高校が公立であれば、中学卒業時に貯まっていなくても高校に通っている間に貯めることができます。

しかし、高校から私立の場合は、必ず中学卒業時までに貯めましょう
 
 
・中学から大学まで私立に通わせる場合 900万円~1,100万円

中学から大学まで私立に通わせるのは、本当に大変です。

ネックになるのがお金を貯める期間です。小学校4年生ぐらいまでに、ある程度貯めておく必要があります。

また、毎月の収入で黒字になるくらいの収入がなければ、中学から私立に通わせるのは難しいかもしれません。
 
 
教育費の貯め方で理想的なのは、子供が10歳までに貯めてしまうことです。

子供が10歳になるまでは、お金が掛かりにくいです。また、足りなければ貯める期間を延ばすことができます。

まずは、10年間で教育費を貯める計画を立ててみましょう。

 

教育費の貯め方4選

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次に、教育費の貯め方について解説していきます。
 
 
・学資保険

多くの方が入っている学資保険ですが、何となく加入するのではなく、しっかりと検討した上で加入しましょう。

解約せずに払うことができれば、払った金額よりも多くのお金を受け取ることができます。

例えば、ソニー生命の学資保険は返戻率が110%です。300万円を支払った場合、18歳で330万円を受け取ることが出来ます。

しかし、デメリットとしては、途中解約の場合には払った金額よりも戻ってくる金額が少なくなることです。

デメリットはあるものの、お金が増えるだけでなく強制的に教育費を貯められる学資保険はオススメです。
 
 
・児童手当

国からもらえる児童手当は、生活費に使わずに貯めておくことをオススメします。

3歳までは月15,000円、4歳~中学卒業までは月1万円が支給されます。これを貯めておくことで、中学卒業するまでに198万円が貯まります。

大学から私立の場合、大学入学時に300万円の貯金が目安となります。児童手当だけで198万円貯まるのはありがたいですね。第3子の場合は増額され、中学卒業までに252万円が貯まります。
 
 
・会社の家族手当

子供がいる家庭に、家族手当が出る会社は多いです。

私の会社では、子供1人あたり月12,000円の手当が出ます。18年間で259万円が貰えることになります。

児童手当と合わせると、457万円になりますね。この費用を使わずに取っておけば、大学に通わせることが可能です。
 
 
・お年玉

親戚などから貰えるお年玉でも、貯めると大きな金額になります。

お年玉をくれる親戚が5人いる場合で、下記条件で考えてみます。

小学校低学年 : 1,000円
小学校中学年 : 3,000円
小学校高学年 : 5,000円
中学校 : 10,000円
高校 : 20,000円

合計すると54万円になります。
 
 
このように、児童手当・家族手当・お年玉だけで511万円が貯まります。

 

最終手段は奨学金制度

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大学生の内、奨学金制度の利用者は51.3%に上ります。2人に1人は借りているという時代になっています。

しかし、大学の教育費が550万円として、全てを奨学金で賄うのは子供への負担が重すぎます。100万円〜200万円は借りるとしても、ある程度貯金をしておくことが必要です。これから老後を迎える親は、老後資金を貯める必要もあります。

また、奨学金には保護者の所得制限や、学生自身の成績など選考があるものがほとんどです。希望者全員が借りられる訳ではありません。

また、奨学金の他に「国の教育ローン」を使う方法があります。

デメリットとしては、奨学金は在学中に利息が付かないのですが、国の教育ローンでは在学中でも利息が付きます。

奨学金ほど審査が厳しくないので、入学前にまとまった資金が必要な方などは利用することを検討しましょう。

 

教育費の貯め方で大事なのは「見える化」すること

口座

教育費の貯め方として大事なのは、今いくら貯まっているかを「見える化」することです。

しかし、そのためには銀行口座を分けなければならず、管理が面倒だと思う方も多いですね。

そこでオススメなのが、住信SBIネット銀行の「目的別口座」です。代表講座をの他に最大5つの口座を作ることができます。

「住宅購入資金」「車の費用」「教育費」など、目的別に分けて管理することができます。1つの口座では「今いくら貯まっているのか」が分からないため、目的別口座で管理しましょう

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