個人間カーシェアAnyca(エニカ)のメリット・デメリット8選

個人間カーシェアサービス「Anyca」(エニカ)とは?

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あなたは個人間カーシェアサービス「Anyca」(エニカ)をご存知でしょうか?

最近では、マイカーを持たずにカーシェアリングを利用する方が増えました。節約部でも、大きな節約効果のあるカーシェアは度々取り上げています。

カーシェアリングサービスを行なっているのは、タイムズ・カレコ・オリックスの3社です。会員数が急激に増えており、様々な場所で見かけるようになりました。

そんな中、新しいサービスとして人気になっているのが「Anyca」(エニカ)です。このサービスが他とは違うのが、個人の所有する車を個人間で貸し借りできるサービスという点です。

車は持っているけど使う頻度は少ないという方は、使わない時間に貸し出すことで、収入を得ることが出来ます。

今回は、「Anyca」(エニカ)について詳しく解説していきます。

Anyca(エニカ)の利用料と使い方

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まず、Anyca(エニカ)の利用料と使い方について解説します。
 
 
Anyca(エニカ)の利用料

会員登録費:無料
月額会員費:無料
プラットフォーム手数料:10%

とても分かりやすい料金体系で、売上の10%が運営しているDeNaへの手数料となります。

利用料金については、車の所有者が決めることが出来ます。時間単位の設定は、最低12時間からです。

売上は、翌月の最終営業日となります。振込総額が1,000円以上で振り込まれます。
 
 
Anyca(エニカ)の使い方

①スマホに専用アプリインストール
②場所・日時・車種から検索
③お目当ての車に予約リクエスト
④オーナーから連絡があり承認
⑤引き渡し場所で引き取り

クレジットカード決済なので、双方にとって安心です。

Anyca(エニカ)では、スマートキーのレンタルも行っています。スマートキーを使えば、いちいち対面する必要が無くなるので便利です。

 

Anyca(エニカ)のメリット3選

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次に、Anyca(エニカ)を利用するメリットを3つ紹介します。
 
 
・収入が得られる(貸す側)

Anyca(エニカ)を利用している車のオーナーは、平均で月約25,000円の収入があります。

もちろん個人差はありますが、月25,000円あれば年間30万円の収入があることになります。車の維持費がほぼ払えるでしょう。

自分が使わない時間に貸し出すので、オーナーが使いたい時に使えないといった心配もありません。
 
 
・安い金額で借りられる(借りる側)

借りる側のメリットとしては、通常のレンタカーやカーシェアリングよりも安く借りられることです。

個人間のやり取りで手数料も10%なので経費が安く、驚くほど安い利用料金もよく見かけます。
 
 
・1度は乗ってみたい車に乗れる(借りる側)

Anyca(エニカ)では、安い車だけでなく1度は乗ってみたい外車も多く見られます。買うのは難しくても、Anyca(エニカ)で安く憧れの車に乗れるのは嬉しいですね。

 

Anyca(エニカ)のデメリット5選

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次に、Anyca(エニカ)のデメリットを5つ紹介します。
 
 
・車が使えない期間がある

人に貸すので当然ですが、車が使えない期間が発生します。

自分が使わない時間に貸し出すので大きな問題にはなりませんが、「急に使いたくなった!」という場合もあるものです。
 
 
・走行距離が増える

こちらも当然ですが、車を貸し出すことで走行距離が増えます。走行距離が増えると、将来車検に出す時に査定額が低くなってしまいます。
 
 
・車の傷や部品の劣化

個人間のレンタルなので、貸出前に傷のチェックは欠かせません。また、運転の粗い人に貸し出した場合、確実に消耗品の交換サイクルは早くなります。
 
 
・事故の対応

車の運転なので、貸し出した人が事故を起こしてしまうケースがあります。

Anyca(エニカ)では、東京海上日動の1日自動車保険への加入が求められます。1日あたり1,500円の保険で、下記の補償内容となっています。

対人賠償:無制限
対物賠償:無制限
車両補償:300万円(免責15万円)

基本的には十分な内容ですが、事故が起きるとしばらく車が使えない期間も発生してしまいます。
 
 
・車両盗難は補償範囲外

車両盗難は、保険の範囲外となっています。

そのため、共同使用契約を結ぶ際に、車両が盗難された場合の金銭負担を記載しておく必要があります。

 

ユーザーは20代が多い

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Anyca(エニカ)のオーナーは30代~40代が中心ですが、ユーザーは圧倒的に20代が多くなっています。

20代で車を持つ必要はないけど、デートやレジャーで使いたいという方が多いのです。

日経トレンディの2016年ヒット予測でも、「個人間カーシェアサービス」は第14位にランクインしています。若者に支持されており、これから拡大していくことは間違いありません。

Anyca(エニカ)の公式サイトはコチラから




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