水道光熱費は長い目で見ると大きな節約になる

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水道光熱費の節約術と聞くと「電気をこまめに消す」「お湯を使わない」といった我慢をする方法を想像する方が多いです。

しかし、我慢をしなくても水道光熱費を節約する方法はたくさんあります。水道光熱費は一生涯掛かる費用なので、節約術を実践すると長い目でみて効果が大きいです。

今回は、水道光熱費の節約術について詳しく解説していきます。




電気代の節約術6選

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まずは、水道光熱費の中でも大きなウエイトを占める「電気代」について、詳しく解説していきます。
 
 
時間帯割引契約を活用しよう

あなたが電力会社と契約している方法は、おそらく「従量電灯」という契約方法です。どの時間に使っても、電気代は同じというプランとなっています。

あなたや家族が昼にあまり家にいないのであれば、「時間帯割引契約」を強くオススメします。

夜10時(11時)~朝8時(7時)までの電気代を70%~80%OFFにする代わりに、その他の時間帯は約30%ほど高くなるという割引です。

共働きなど日中家にいない方にとっては、契約方法を変えるだけで大きな節約につながります。
 
 
契約アンペアを下げる

電気代の基本料金は、契約アンペアに応じて高くなります。電気代を節約するためには、契約アンペアを低くすることは欠かせません。

目安としては、夏場であればクーラーとドライヤーを一緒に使うとブレーカーが落ちるくらいが良いです。ブレーカーが落ちると分かっていれば、同時に使わなくなるとこまめに電気を消すようになり、電気代の節約になります。

10A基本料金を下げると、月に250円・年間で5,000円以上の電気代節約につながります。手続きも簡単で、電力会社に電話すればすぐに対応してくれます。
 
 
電気の料金体系を知る

電気料金は、基本料金+(単価×使用量)の合計から計算されます。電気代は使用量が上がるに従って、単価も上がっていくのです。

単価には3段階あり、1段階下がると節約の効果が大きくなります。月によって単価は変わりますが、下記のような3段階となっています。

120kWhまで : 17.87円
121~300kWh : 22.86円
301kWh以上 : 24.13円

やみくもに節約をするのではなく、節約することによって単価が変わることも覚えておきましょう。
 
 
待機消費電力を節約する

電気代を抑えるには、待機電力を使わないようにしましょう。

電気代の節約の中で最も有名な方法ですが、待機電力が月々どれくらい掛かっているかはご存じでしょうか?実は、電気代の約10%は待機電力となっています。

あなたの家が月10,000円の電気代が掛かっているとすると、月1,000円が待機電力となります。待機電力を使用しないことで、電気代が約10%カットされるのです。

消費電力を押さえるために「スイッチ付の省エネタップ」を活用しましょう。使っていないコンセントのスイッチをOFFにするだけで、待機電力を抑え電気代の節約につながります。コンセントを抜く必要がなく、家電ごとにスイッチがあるので、簡単に設定できて便利です。

また、ブレーカーを切る方法もオススメです。各部屋ごとにブレーカーがあるので、普段あまり入らない部屋があるのであれば、ブレーカーを切っておくと待機電力を全く使わず節約につながります。

特に旅行などで家を数日空ける場合は、必要最低限の物だけ残してあとはブレーカーを落とすようにしましょう。
 
 
エアコンの見直しと手入れ

電気代が高い家電の代表格が「エアコン」です。しかし、最近のエアコンは消費電力が少ないため、10年前のエアコンを買い換えるだけで年間15,000円の電気代が安くなったというケースは多いです。

また、エアコンのフィルター掃除は2週間に1度を目安に行いましょう。フィルター掃除をこまめに行うことで、電気代が安くなります。

また、普段の使い方としては「運転モード」「設定温度」「室外機」に工夫が必要です。

・「弱」ではなく「自動」にしよう
エアコンは「弱」よりも「自動」にした方が、電気代の節約につながります。設定温度に達した時、弱風よりも弱い「微風」状態になるからです。

・設定温度を見直そう
冷房を使う場合、設定温度を1度上げるだけで約10%の電気代節約になります。暖房の場合では2度低くすると約10%の節約となります。夏は28度、冬は21度を目安に設定しましょう。

・室外機に専用カバーをかける
室外機周辺の温度が高すぎたり低すぎたりすると、余計に電気代が掛かってしまいます。室外機を通気性の良い場所に移動させるだけで、節約に繋がります。また、専用のカバーをかけることで、直射日光を避け余計なエネルギーが必要なくなるのでオススメします。
 
 
冷蔵庫の電気代節約

エアコンの次に電力を消費するのが「冷蔵庫」です。冷蔵庫も電気量を節約することが重要です。

・温度調節をする
買ってから一度も温度調節をしたことがない、という方もいるのではないでしょうか?冷蔵庫は、温度調節を「強」から「弱」にするだけで、約20%の電気代節約となります。夏は「強」、冬は「弱」という具合に、季節に併せて温度を変えるのが良いです。

・冷蔵庫を壁に近づけない
冷蔵庫を壁に近づけると熱を持ってしまい、余計に電気代がかかってしまいます。側面は壁との間を2cm以上、背面は10cm以上、上面には物をのせず、天井との間を10cm以上開けることをオススメします。これだけで、約20%の電気代節約につながります。

・物を詰めすぎない
食材でパンパンになっている冷蔵庫は、そうでない物と比べ1年間に6,000円もの電気代がかかっています。冷蔵庫内は余裕を持って食材を入れ、開閉の数も少なくすると電気代の節約になります。

 


ガス代の節約術5選

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次に「ガス代の節約術」について、詳しく解説します。ガス代の50〜80%はお風呂で使われているので、主にお風呂での節約術となります。
 
 
シャワーの使用量を減らす

シャワーの使用量を減らすことで、ガス代は大きく節約出来ます。そこで取り入れてほしいのが「節水シャワーヘッド」です。

節水シャワーヘッドとは、シャワーの出る穴の数を少なくして水の量を少なくすることができる節約グッズです。約50%の節水をすることができます。

ガス代と水道代が両方とも安くなり、シャワーの穴を少なくしているだけなので圧力も変わりません。絶大な効果を発揮するので、ぜひ取り入れてください。

 
 
お湯を冷まさないようにする

家族でお風呂の時間が空いてしまう場合、沸かし直すとガス代が掛かってしまいます。

お湯を冷まさないようにするために、「お風呂の保温シート」がオススメです。湯船に浮かべておくだけで、冷たい空気がお湯に触れるのを防ぎ、格段に冷めにくくなります。

 
 
お風呂のお湯を変える頻度を少なくする

毎日お湯を変える家庭も多いですが、残り湯は可能な限り使い切りましょう。

どちらかというと水道代の節約に効果のある方法ですが、残り湯の有効活用では「Agプラス除菌フロート」をオススメしています。

入浴後に湯船に浮かべておくだけで、銀イオンの効果でお風呂の残り湯をきれいにする商品です。人体に無害な銀イオンが雑菌の繁殖を抑え、ヌメリや臭いを除去してくれます。

6~12時間後には、浴槽内の雑菌が99%除菌できます。翌日の沸かし直しはもちろん、残り湯を洗濯に使う時もキレイなお湯を使えます。単三電池3本で約6ヶ月使用できるのも嬉しいです。

 
 
洗い物は水を使う

寒くなるとお湯で洗い物を使う方は、洗い物専用の手袋を使いましょう。

40度のお湯で10分間かけて食器を洗うと、21.8円のガス代が掛かります。手袋を付ければ冷たくないですし、直接水が掛からないので手荒れにならずオススメです。

 
 
強火よりも中火にする

調理をする時、最もガス代の節約につながるのは「中火」です。強火よりも中火で沸かす方が、鍋の横からガスの火がはみ出さずに熱を無駄なく利用でき、ガス代が節約できます。

また、少しの水を沸騰させたい場合は、電気ケトルや電子レンジを使ったほうが安くなります。うまく使い分けましょう。

 

水道代の節約術6選

Shower head with water drops falling on a bathroom

次に、水道代の節約術を6つ紹介します。水道代は節約術を実践することで、30%カットすることも可能です。
 
 
お風呂の残り湯を使う

お風呂の残り湯を洗濯に使うと、水道代は大きく節約できます。

すすぎは水を使用するので、仕上がりは全く変わりません。お風呂の水を汲みとるホースは、電動式でも2,000円以下で購入できます。

 
 
お風呂を入れすぎない

全自動給湯機が設置されていればいいのですが、設置されていない場合はタイマーで時間を測っている方が多いと思います。

しかし、水の量がいつもより多い場合など、入れすぎる場合もあると思います。そこでオススメなのが「風呂っピー」という商品です。

「風呂っピー」は、お湯の水位や温度を設定できて、到達したときにブザー音で通知してくれる商品です。これがあれば、お風呂を入れすぎることがありません。

 
 
トイレの大・小を使い分ける

レバーの「大」「小」を使い分けしない人が意外に多いですが、大と小では水の量が違います。きちんと使い分けることで、長い目で見れば水道代の節約に繋がります。
 
 
節水型トイレに変更する

あなたが持ち家に住んでいるのであれば、節水型トイレに切り替えることをオススメします。設置する時に費用は掛かりますが、最近の節水型トイレは水の使用量が格段に少なく、従来品の1/3程度の水量で流すことができます。水道の節約により、十分に元が取れます。
 
 
ため洗いをする

キッチンで水を流しっぱなしにして食器を洗うのに比べて、ため洗いにすることで大きな節約効果があります。

また、キッチンの洗い場が広い場合は、洗い桶を2つ使うと良いです。片方の桶に水と洗剤を入れておき、使い終わった食器は洗剤の入った桶へ入れます。

もう片方の桶には水だけを入れておき、洗剤入りの桶の中で洗った食器を、水だけの桶に移すことでほとんどキレイになっています。あとは軽くすすぐだけで良いので、とても楽です。

また、使う洗い桶は足付きがオススメです。桶の下に汚れなどが付きやすいのですが、足付きであれば簡単に汚れを洗い流すことができます。

 
 
キッチンスポンジを変える

キッチンスポンジを変えてみてください。簡単に汚れが落とせて、泡立ちがいいので水を流す量や洗剤の量を少なくすることができます。

 

水道光熱費の20%カットを目指そう!

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今回は水道光熱費の節約術を17個紹介しました。

「電気代の節約術」
・時間帯割引契約を活用しよう
・契約アンペアを下げる
・電気の料金体系を知る
・待機消費電力を節約する
・エアコンの見直しと手入れ
・冷蔵庫の電気代節約

「ガス代の節約術」
・シャワーの使用量を減らす
・お湯を冷まさないようにする
・お風呂のお湯を変える頻度を少なくする
・洗い物は水を使う
・強火よりも中火にする

「水道代の節約術」
・お風呂の残り湯を使う
・お風呂を入れすぎない
・トイレの大/小を使い分ける
・節水型トイレに変更する
・ため洗いをする
・キッチンスポンジを変える

しっかりと節約術を実行できれば、水道光熱費の20%カットも可能です。ぜひ、実践してみてください!