夫婦で手取り20万円|理想的な家計簿の内訳と実践すべき節約術3選

夫婦で手取り20万円の理想的な家計

1

夫婦2人の家庭で、あなたはどれくらいの出費があるのか把握出来ているでしょうか?

夫婦2人であれば、共働きかどうかなど条件は違ってくるものの、手取り20万円でも暮らしていける家計を目指したいですね。しかし、月20万円以下に出費を抑えるためには、様々な節約術を実践する必要があります。

今回は、夫婦で手取り20万円の家庭を例にして、理想的な家計簿の内訳と実践すべき節約術5選を紹介します。

理想的な家計簿の内訳

家計簿

まず、手取り20万円の場合の理想的な家計簿の内訳を紹介します。
 
 
「固定費」
住宅ローン(家賃) : 65,000円
保険料 : 14,000円
お小遣い(夫) : 15,000円
お小遣い(妻) : 15,000円
車維持費 : 8,000円
ネット代 : 5,000円
固定資産税 : 8,000円

固定費合計 : 130,000円
 
 
「変動費」
食費 : 30,000円
日用品 : 8,000円
美容費 : 5,000円
医療費 ; 4,000円
電気代 : 6,000円
ガス代 : 3,000円
水道代 : 2,000円
携帯代 : 8,000円
ガソリン代 : 4,000円

変動費合計 : 70,000円
 
 
各項目を見てもらうと分かりますが、20万円以内で予算を立てるとかなり大変なことが分かりますね。この家計簿では車の車体費が入っていないのと、貯金も全く出来ていません。

ここから更に理想的な家計簿に近づけるには、様々な節約術を実践する必要があります。

 

夫婦で手取り20万円の家計に必要な節約術①「カーシェアリングの活用」

カーシェアリング

この家庭では、手取り20万円にも関わらずマイカーを所有しています。

車で通勤をしたり、田舎で電車がないといったケースだと仕方がありません。しかし、家の近くにカーシェアリングサービスがあるのであれば、マイカーの所有をやめることを検討すべきです。

マイカーを所持していると、出費は車体代やガソリン代だけではありません。駐車場代・車検・自動車税・任意保険・メンテナンスなど、様々な費用が掛かってしまいます。

最近では、カーシェアリングサービスが急速に普及しています。これらの維持費が掛からず、使う分だけ支払うので車の費用が圧倒的に安くなります。

家計の節約をする上で、これ以上の節約術はありません。ぜひ検討してみてください。

↓「カーシェアリング」については、下記の記事をチェック!
カーシェアリング比較!車代を3分の1にする

 

夫婦で手取り20万円の家計に必要な節約術②「光熱費の節約」

光熱費

光熱費の節約術と聞くと、「こまめに電気を消す」「出来るだけ使わないようにする」といったイメージがあります。

しかし、こういった節約術は効果が少ないだけでなく、継続する必要がありストレスも溜まります。そのような方法よりも、「契約を変更するだけ」「節約グッズを取り入れるだけ」といった方法を行う方が、効果も高く最初の手間だけで済みます。

光熱費の節約は毎月の削減額は少ないですが、一生掛かる費用なので長い目で見ると大きな節約効果があります。様々な方法がありますので、1つずつ実践することが重要です。

↓「光熱費の節約」については、下記の記事をチェック!
水道光熱費を20%削減する節約術17選

 

夫婦で手取り20万円の家計に必要な節約術③「家計管理」

家計管理

「独身時代は家計の管理が出来ていたけど、夫婦で管理するのは難しい。」「結婚したから家計簿を付けたいけど、相手が何にいくら使っているのか把握できない。」といった悩みは多いです。

夫婦で家計簿を付ける場合、家計簿ノートを使うとどちらか一方が家計を管理することになります。奥さんが管理するケースが多く、この場合は夫が家計に無頓着になるケースが多いのです。

また、奥さんが夫の使ったお金も家計簿に記載しますが、何にいくら使ったか分からないといったケースが多いです。

私は、お金の管理は夫婦で行った方が良いと思います。2人で目標を決めて家計簿を管理することで、お金に対する意識が高まるからです。

そこで、私は自動家計簿作成アプリをオススメしています。様々なアプリがありますが、私は「マネーフォワード」を使っています。

家計簿アプリのメリットは、下記の2つです。
 
 
・クレジットカードや銀行の情報を連携できる
クレジットカードを使った時や、銀行で光熱費が引き落とされた時など、全て情報を連携して自動で集計してくれます。つまり、現金を使った時だけアプリから記帳するだけで、自動で家計簿が作成されます。

・夫婦の両方が家計簿を見られる
アプリ上で家計簿を作成するので、夫婦の両方が家計簿を見ることができます。また、現金を使った時にもアプリからすぐに記帳するので、付け忘れる心配が激減します。
 
 
家計簿アプリを3ヶ月程度続けると、あなたの家計の収入・支出が見えてきます。この段階で、各項目について予算を立てましょう。予算通りに出費をすることが出来れば、自然とお金が貯まります。

↓「夫婦で家計を管理する方法」については、下記の記事をチェック!
共働き夫婦のお金が貯まらない原因とやりくり術3選

 

夫婦で手取り20万円の家計に必要な節約術④「銀行の手数料は払わない」

銀行

コンビニでお金を引き落とす時や、他の銀行へ振り込む時など、その度に手数料を支払っている方が多いです。

しかし、銀行の手数料ほど無駄な出費はありません。そこでオススメなのが、手数料の掛からない銀行を活用することです。

私が「住信SBIネット銀行」を活用しています。コンビニで引出手数料を支払っていないばかりか、他の銀行への振込手数料まで無料なので、とても重宝しています。

ネット銀行を開設するのであれば、「住信SBIネット銀行」もしくは「ソニー銀行」のどちらかを選んでおけば間違いありません。

↓「ネット銀行」については、下記の記事をチェック!
ネット銀行の顧客満足度は「ソニー銀行」「住信SBIネット銀行」の2強

 

夫婦で手取り20万円の家計に必要な節約術⑤「新聞は無料で読む」

新聞

新聞を取る家庭は少なくなっていますが、それでも新聞を読みたい方は多いです。

特に人気があるのが、経済情報を網羅している「日経新聞」です。日経新聞は月額4,509円が掛かってしまうため、年間で54,108円もの出費となります。

この日経新聞ですが、無料で読む方法があります。それは、証券会社の口座を開設して「日経テレコン21」を利用することです。証券会社の口座開設や維持手数料は無料です。

日経テレコン21とは、月額8,640円で過去1年間分の日経新聞など各紙が見られたり、過去30年間分の記事検索ができるサービスです。

日経新聞(月額4,509円)だけでなく、日経産業新聞(月額3,670円)・日経MJ(月額2,097円)・日経会社情報(月額2,057円)・株式新聞(月額3,620円)なども見ることができます。

日経テレコン21は有料サービスですが、証券会社の口座を作るだけで無料で見ることが可能になります。これを活用しない手はありません。

↓「日経新聞を無料で読む方法」については、下記の記事をチェック!
日経新聞を無料で読む方法|年間54,108円の購読料を0円にできる!

 

手取り20万円でも貯金は出来る!

2

今回は、夫婦で手取り20万円を例にして、理想的な家計簿の内訳と実践すべき節約術5選を紹介しました。

「節約術まとめ」
・カーシェアリングの活用
・光熱費の節約
・家計管理
・銀行の手数料は払わない
・新聞は無料で読む

これらの節約術を実践すれば、手取り20万円の家庭でも貯金が出来るようになります。ぜひ実践してみてください!




【関連記事はこちら】