共働きの家計管理方法3選|貯金を貯めるには共通口座を持とう!

 

意外にお金が貯まらない共働き世帯

意外にお金が貯まらない共働き世帯「夫婦で働いているのに、お金が思うように貯まらない」と悩む共働き世帯は多いです。

共働きは世帯収入が多いので、貯金が貯まって当然と思うかもしれません。しかし、収入の入口が2つになっても出口も2つになるため、家計管理が難しくなります。自分1人の収支管理をするのも大変なのに、自分が使っていないお金も管理するのは本当に大変です。

夫婦でよく話し合い、お金の管理方法や毎月の目標貯金額を決める必要があります。今回は、共働き世帯の家計管理方法を詳しく解説していきます。

 

共働きの家計管理方法3選

共働きの家計管理方法3選共働きの場合、お金の管理方法は様々です。生活費の負担に関するアンケートでは、下記のような結果となります。

「生活費(家賃、光熱費、食費)の分担はどのようにしていますか?」
・旦那さまがすべて負担(33.7%)
・旦那さまが多めに負担(33.7%)
・奥さまがすべて負担(1.5%)
・奥さまが多めに負担(2.2%)
・夫婦で半分ずつ負担(24.0%)
・その他(4.9%)

この分担は、夫婦の収入が同じくらいなのか、奥さんがパートや派遣で収入が低いのかによっても違ってきます。共働きの家計管理方法は、下記の3種類に分けられます。
 
 
【夫婦で別管理パターン】

正社員同士などで最も多いパターンが「夫婦で別管理パターン」です。

夫婦共通の口座は作らずに、住宅ローンと車の費用は夫、食費と光熱費は妻といった形で分けます。これらの費用を払ったら、残りは各自で管理することになります。

よく見るパターンですが、この家計管理方法はお金が貯まりません。一緒に家計を管理しようという意識にもなりませんし、お互いの収支を管理しないので無駄な出費が多くなります。お互いが「もっと貯金してくれていると思ってた」という事態にもなりかねません。

また、妻が派遣社員やパートの場合、夫が生活費を全額負担する場合もあります。この方法でも共通口座は作らずに、それぞれがお金を管理します。負担が多い方にストレスが貯まりやすく、家計全体の貯金が見えないのでお金は貯まりにくいです。
 
 
【丸投げ管理パターン】

丸投げ管理パターンでは、夫か奥さんのどちらかだけが家計を管理します。

家計の管理に関する調査では、妻が管理45.0%・夫が管理25.3%・その他(別々で管理など)29.7%となります。つまり、約7割の共働き家庭では、家計の管理を妻か夫に丸投げされています。

この方法の欠点は、夫婦のどちらかが家計管理に無関心になることです。家計管理に無関心だと、目標を持って貯金をする意識が無くなります。

ただ、「奥さんの方がお金の管理が得意で几帳面」「夫は家計管理に弱く、妻が管理した方が貯まりやすい」という家庭も多いです。この方法が自分の家庭に合うのであれば、それでも良いでしょう。
 
 
【共通口座でお互いが管理するパターン】

夫婦の収入を1つの共通口座に入金し、お互いがお小遣い制にするパターンです。生活費もお互いが管理します。

このパターンはほとんどの家庭で実践されていないですが、私が最もオススメする家計管理方法です。「夫婦で家計を管理するのは難しくないの?」と思うかもしれませんが、自動家計作成サービスのアプリを使えば簡単に管理できます。

自動家計簿作成サービス「マネーフォワード」を節約部ではオススメしています。マネーフォワードは、クレジットカード・銀行口座・証券口座・電子マネーなどの収支情報を一括管理できるサービスです。

例えば、スーパーでクレジット払いをすると、マネーフォワードに自動で「食費」に分類されます。また、電気料金が銀行口座から引き落とされると「光熱費」に分類となります。

夫婦のクレジットカードと共通口座をマネーフォワードに登録します。クレジットカードではほとんどの場所で決済できるので、夫婦が使ったお金がマネーフォワードに反映されます。

お互いにログインできるので、好きな時に収支を把握できます。また、現金を使った時はアプリから支出を登録しておくだけで、全ての収支が管理できるようになります。

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夫婦で各項目の目標を決めよう

夫婦で各項目の目標を決めよう夫婦で共通口座を作り家計管理をすると、お互いがお互いの支出が分かるというストレスがあるかもしれません。ただ、この意識から節約に繋がる側面もあります。

夫婦でお金の管理が出来るようになったら、各項目の目標予算を立てましょう。「食費を4万円以内にする。」「光熱費は1万5千円以内に抑える」といった形です。また、目標の貯金額もしっかりと決めて、貯蓄用口座を作り貯めるようにしましょう。

夫婦で話し合って家計を管理すると、お互いに納得でき一緒に頑張ろうという気持ちになります。ぜひ試してみてください。




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