自動車の燃費を良くする方法・走り方9選

運転の仕方で燃費は全く違う

1

同じ車を運転していても、走り方の違いで燃費は大きく異なります。

燃費を良くする方法を把握している人は、知らない人よりも圧倒的に燃費が良いです。長い目で見ると、かなりのガソリン代を節約することができます。

今回は、自動車の燃費を良くする方法・走り方について、詳しく解説していきます。

カタログに載っている燃費は参考にならない?

2

自動車のカタログを見ると、必ず燃費が記載されています。

しかし、この燃費は「10・15モード燃費」と記載されています。10・15モード試験というのは、測定装置の上に車を乗せて、実際の走行よりもかなり穏やかに運転します。

風の抵抗もなくブレーキもしないので、実際の燃費よりもかなり良い数値が出ます。一般的な街乗りでは、10・15モード燃費の60~70%ぐらいになるのが普通です。

 

燃費を良くする方法・走り方9選

3

それでは、燃費を良くする方法・走り方について詳しく解説します。
 
 
必要以上にアクセルを踏まない

信号が青になると、アクセルを踏み込んで走る方が多いです。

しかし、自動車は停まっている状態から急に発信すると、燃費が悪化してしまいます。必要以上にアクセルは踏まず、徐々に加速をしましょう。
 
 
一定速度で走る

知らず知らずのうちに、加速・減速を繰り返すケースがありますが、なるべく同じ速度で走ることが重要です。

加速を終えたらアクセルを緩めて、そこからはあまり踏み込まずに速度を保つようにしましょう。

クルーズコントロールが搭載されている車は、アクセルを話しても同じ速度を維持することができます。必ず活用しましょう。
 
 
アイドリング時間を減らす

エンジンをかけたまま停車するアイドリングは、可能な限りやめましょう。しばらく停車するのであれば、ガソリンを切るべきです。

プリウスやアクアなどには、アイドリングストップ機能が搭載されています。信号待ちでもエンジンが止まるので、燃費の向上に大きな効果があります。
 
 
車間距離を取る

車間距離が狭いと、前の車に合わせて加速・減速が増えてしまいます。

一定のスピードをキープするためには、車間距離を保つことが重要です。また、追突事故の危険も減ります。

適切な車間距離は「スピード−15m」となります。時速50kmで走行している場合、50−15=35mとなります。
 
 
エンジンブレーキを使う

エンジンブレーキを使っている時は、燃料の供給が止まります。

エンジンブレーキとは、アクセルを緩める・踏まない方法です。可能な限りフットブレーキを使わないことで、燃費向上につながります。

減速時や下り坂の場合、積極的にエンジンブレーキを使いましょう。
 
 
車内の荷物を減らす

車内にゴルフバッグなどを置きっぱなしにする方がいますが、燃費の悪化につながります。

どうしても重いものを積む必要がある場合、車内の前の方に置きましょう。トランクなど後ろに置くと、車体が少し上向きになり、空気抵抗が増してしまいます。
 
 
タイヤの空気圧を上げる

タイヤの空気圧が少ないと、地面との摩擦が多くなり燃費が悪くなります。摩擦を減らすことで、少ないパワーでもタイヤが回ります。

空気圧を上げるだけでなく、転がり抵抗の少ない「エコタイヤ」にすることもオススメです。
 
 
高速道路で飛ばさない

高速道路では、最も燃費がいいのが80~90km/hの速度です。

スピードを出せば出すほど空気抵抗も大きくなるので、高速道路では飛ばさないようにしましょう。
 
 
交通の流れを読む

交通の流れを読むことができれば、加速・減速を少なくすることができます。

また、停止の際にエンジンブレーキを使う余裕も出ます。前の車だけでなく、2台前の車も注意しながら運転しましょう。

 

ほとんどの方ができていないエコ運転

4

実際に道路で車を見ていると、ほとんどの方は燃費を良くする走り方が出来ていません。

すぐに出来るものではないので、注意しながらエコ運転を身に付けることが重要です。

1つずつで構わないので、燃費を良くする方法を意識しながら運転してみましょう。




【関連記事はこちら】