「楽天モバイル」が格安スマホに参入|メリット・デメリットを紹介

 

大手キャリアに比べ3分の1の料金でスマホが使える

大手キャリアに比べ3分の1の料金でスマホが使える楽天とグループ会社のフュージョン・コミュニケーションズは、格安スマホ「楽天モバイル」を新しく発表した。キーワードは「3分の1の料金」だ。

ドコモ・ソフトバンク・auに比べ、3分の1の料金(月に2GBの通信プランで30分の通話をした場合)で運用できる点が、今回最も注目すべき点だ。

大手キャリアの場合、月に2GBの通信定額プランと30分の通話をすると大体6,500円。楽天モバイルの場合、2.1GBの通信とプリインストールされている楽天でんわアプリを使えば、通話料込みで2,200円程度で収まる。

月に4,300円が節約できれば、1年間で約50,000円だ。家族4人の場合、1年間で約20万円の節約ができることになる。

今回は、楽天モバイルについて詳しく解説していく。

 

料金プランは4つ

料金プランは4つ楽天モバイルが用意する料金プランは、下記の4つだ。ベーシックプラン以外の通信速度は、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなっている。
 
 
 
「ベーシック」月額1,250円(税別)

高速通信に利用できる容量の設定がなく、通信速度は200kbpsとかなり低くなっている。ほとんどネットを使わない人向けのプランだ。

「2.1GBパック」月額1,600円(税別)

通信料が2.1GBまでのプランだ。動画などを見ずにネット通信やLINEなどの使用だけであれば、2.1GBあれば足りるだろう。また、家ではWi-fi通信をする方であれば、2.1GBあれば十分だ。

「4GBパック」月額2,150円(税別)

4GBの通信容量があれば、ユーチューブなどの動画をある程度見ても足りる容量だ。

「7GBパック」月額2,960円(税別)

家にパソコンが無く、すべてスマホでまかないたいという方は、7GBパックを選んだほうがよいだろう。
 
 
 
最大の7GBパックを選んだとしても、大手キャリアに比べると格安となっている。

ドコモの回線を利用しているため、電話やインターネットの品質はドコモと全く同じだ。繋がりにくさは特に感じない。

初期費用は3,000円で、最低利用期間は1年だ。1年以内の解約には9,800円の違約金が掛かる。大手キャリアの2年縛りに比べると、1年契約の方が嬉しい。

 

通話料

通話料通話料は、大手キャリアと同じく30秒につき20円(税抜)だ。

しかし、現在ではLINE・スカイプ・Googleハングアウトといったインターネットの無料電話がある。

「インターネット電話は音質が悪い」という方は、楽天モバイルに初めからインストールされている「楽天でんわ」を使おう。何度掛けても3分までは無料というお得なサービスを実施している。

↓「楽天でんわ」は下記の記事で詳しく解説している。
「楽天でんわ」が3分無料キャンペーン開催中!何度でも利用可能

 

端末「Zenfone 5」

端末「Zenfone 5」楽天モバイルで使えるスマホは、ASUS JAPANから日本投入が発表された「Zenfone 5」だ。今後、12月・2月には新たな端末を投入する計画だという。

端末の一括販売価格は2万6400円。24ヶ月の分割販売も予定している。内蔵メモリは2GBを搭載し、ストレージ容量は8GBとなっている。写真などのデータを多く保存するユーザーにとっては、8GBは少ないかもしれない。

楽天の三木谷社長は、Zenfone 5を「サクサク動く」ことを強調している。通常のスマートフォンは多くのアプリが最初からインストールされているが、このスマホはアプリが4つしか入っていないためだ。

 

三木谷社長は1,000万台突破を目指すと発言

三木谷社長は1,000万台突破を目指すと発言今回の楽天モバイル発表会では、三木谷社長自らが説明を行ったのを見ても分かるように、楽天の本気度が伺える。

楽天カードの会員数は1,000万人を超えており、楽天市場の情報を使って簡単に購入できる。MNPによって番号を変えずに購入できることもあり、販売台数目標を1,000万台に設定している。

楽天モバイルの料金は、他のMVNO業者に引けを取らない価格設定だ。さらに楽天のネームバリューを活用し、顧客に安心感を与えることができる。今後の動向が注目される。

「楽天モバイル」の公式サイトはコチラ

 

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