家計簿の項目はシンプルにすべき!お金が貯まる3つのステップ

家計簿を続けるためには項目をシンプルにする

家計簿

「今日から家計簿を作るぞ!」と意気込むものの、1ヶ月後には挫折してしまう人が多いです。

その理由は、家計簿を細かく付けようとしてしまっているためです。細かく管理するに越したことはないのですが、途中で面倒になってしまうのです。

家計簿を続けるステップとして、下記の流れが重要です。
 
 
①家計簿の項目をシンプルにする

まずは家計簿の項目をシンプルにして、3ヶ月続けてみましょう。問題点のある項目は多くありません。
 
 
②問題点のある項目のみ詳細に仕分ける

家計簿の中で、問題のある項目は多くありません。

例えば、家の費用は住宅ローン・固定資産税・地震保険など多岐に渡ります。しかし、節約ができない項目がほとんどなので、これらは全て「家の費用」で問題ありません。

3ヶ月シンプルな項目で家計簿を付けると、どの項目で節約が必要かが分かってきます。節約が必要な項目だけ詳細に仕分けましょう。
 
 
③節約対策を考え実行する

問題点のある項目で、特に節約を強化する部分を決めましょう。出費の原因を突き詰めて対策することに、家計簿を付ける意味があります。
 
 
今回は、家計簿の項目について詳しく解説していきます。

家計簿の項目をシンプルにする

支出

まず、最初の3ヶ月で使用する項目を紹介します。

「収入」
手取り収入
その他収入

「支出」
食費
住居費
水道光熱費
通信費
保険料
趣味・娯楽費
被服費
交際費
教育費
日用品・雑貨
お小遣い
その他
貯蓄

まずはこの15項目で仕分ければ十分です。これなら家計簿を続けるのも苦じゃないですね。

 

理想的な支出を想定する

ノート

次に、理想的な家計の支出を考えましょう。

この理想と現実の家計簿を見比べると、節約しなければいけない項目が見えてきます。理想的な家計の支出について、例を3つ紹介します。
 
 
「夫婦2人だけの家計」

食費 4万円
住居費 7.5万円
車の費用 3万円
水道光熱費 1.2万円
通信費 1万円
保険料 1万円
趣味・娯楽費 2万円
被服費 1.5万円
交際費 1.2万円
日用品・雑費 0.6万円
小遣い(夫婦計) 4万円
その他 1万円
貯蓄 4万円

支出合計 32.0万円
 
 
「夫婦と子供(小学生以下)の家計」

食費 4.5万円
住居費 8万円
車の費用 3万円
水道光熱費 1.2万円
通信費 1万円
保険料 1万円
趣味・娯楽費 1.5万円
被服費 2万円
交際費 1万円
日用品・雑費 0.8万円
小遣い(夫) 3万円
その他 1万円
貯蓄 3万円

支出合計 31.0万円
 
 
「夫婦と子供(中高生)の家計」

食費 5万円
住居費 8万円
車の費用 3万円
水道光熱費 1.5万円
通信費 1.5万円
保険料 1万円
趣味・娯楽費 1.5万円
被服費 2万円
交際費 1万円
日用品・雑費 1万円
小遣い(夫) 3万円
交通費 1万円
教育費 3万円
その他 1万円
貯蓄 2.5万円

支出合計 34.0万円
 
 
自分の家計で理想の支出内訳を作成し、実際の家計と見比べてみましょう。改善点が見えてきます。

 

節約する項目を決めて「中項目」を作成する

家計簿

理想と現実の家計簿を見比べて、節約する項目が決まったら「中項目」を作りましょう。

例えば、食費の節約をする場合、出費が多い理由は様々です。外食が多い、お菓子を買いすぎているなど、節約を強化しなければならないポイントは家計によって違うのです。

そこで、節約を強化する項目だけは「中項目」を作るのです。食費であれば「スーパー」「コンビニ」「お菓子・ジュース」「外食」など、節約が必要だと思う項目は細かく管理するようにしましょう。

光熱費を節約したいという家庭も多いと思います。「電気代」「水道代」「ガス代」に分けて管理し、どこが使いすぎているのか原因を突き止めましょう。

 

家計簿は「出費の原因を突き止める」ことが大事

原因

家計簿を作る理由は、「家計の全てを把握するため」ではありません。

家計の管理ばかりに目を向ける方が多いのですが、本当の目的は「出費の原因を突き止めること」です。

原因を突き止めて節約の対策をすることで、家計の出費を抑えることが出来ます。ぜひ、チャレンジしてみてください。




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