年収600万円の生活|年間貯金200万円を達成するためにやるべきお金のこと4選

 

年収600万円の生活ってどんな感じ?

年収600万円の生活ってどんな感じ?あなたは「年収600万円」と聞くと、どのようなイメージを持つだろうか?

よく聞くのが、結婚する相手の条件を「年収600万円以上」と言っている人だ。しかし、年収600万円以上を稼ぐ方は、働いている人の中でたったの9%だ。日本で年収600万円以上を稼ぐのは、男性220万人・女性30万人となっている。

当然だが、年収600万円以上というのは、40代〜50代が多くなる。40代男性と20代女性が結婚するパターンが多いのも、年収600万円という目安があるからだ。

ここまでで、年収600万円というのは恵まれた方という印象を持っただろう。しかし、実際に年収600万円の方に「生活に余裕がありますか?」と聞くと、4人に3人が余裕が無いという回答だった。

年収600万円というのは、手取りで450万円だ。ボーナスで40万円もらった場合、月収34万円となる。奥さんが専業主婦で子供が2人と仮定した場合、月34万円でも余裕があるとは言えないだろう。

今回は、年収600万円の方が活用してほしい節約術・運用術を紹介していく。

 

年収600万円の税金

年収600万円の税金年収600万円の場合、独身で扶養がない場合の住民税が約28万円だ。また、所得税は18万円程度となっている。

年収600万円にもなると、高額の税金を払っているのがわかるだろう。社会保険や扶養している人数で税金は全く変わってくるので、目安として捉えてほしい。

そこで検討してほしいのが「節税」だ。払っている税金が高額な分、節税策を行うことで効果も高くなる。

↓サラリーマンの節税対策については下記の記事をチェック!
サラリーマンの節税対策5選|確定申告は必ず行うべき

 

年収600万円の人が行うべきお金のこと4選

年収600万円の人が行うべきお金のこと4選年収600万円の方がお金に困らないように、行ってほしいお金のことを4つ紹介する。
 
 
・車の費用を削減する

家計のお金の中で、住居費の次に高いのが「車の費用」だ。

住居費はどんな人でもある程度かかってくるお金だが、車の費用はかなりの削減ができる。もし週末しか乗らないのに車を持っているのであれば、カーシェアリングを検討してみてほしい。

カーシェアリングとは、自動車を共同使用するサービスだ。レンタカーは一度使う度にレンタカー会社へ返却するが、カーシェアリングは様々な人が入れ替わり使用することが特長となっている。

カーシェアリングサービスは最近かなり普及しており、タイムズカープラスの他にオリックスカーシェアやカレコ・カーシェアリングサービスといったサービスもある。タイムズカープラスは、タイムズの駐車場で運営をしているので、見たことあるだろう。

現在車を持っている方は、車検・自動車税・任意保険・車本費用・ガソリン代・駐車場代といった様々な費用が掛かっている。カーシェアリングであれば、このような費用は全くかからず、利用した分だけ利用料を支払うだけだ。車の費用を圧倒的に削減できるため、ぜひ検討してみてほしい。

↓カーシェアリングの詳細はコチラから
カーシェアリングの大手3社を比較|どうやって選ぶべき?
 
 
・通信費を削減する

車の費用に次いで大きく削減できる家計の費用は「通信費」だ。

通信費で最も多いパターンは、「夫のスマホ8,640円」「妻のスマホ8,640円」「家のパソコン4,000円」といったケースだ。2万円を超えてしまっており、明らかに無駄遣いだ。

現在話題になっている「格安SIM」について、あなたはきちんと把握できているだろうか?私も格安SIMカードに変更したが、全くストレスなく半額以下の料金でスマホを利用できている。

↓私が白ロム端末を利用した記事はコチラ
Xperia Z3の白ロムを購入!格安SIMで携帯代を月3,691円で運用する

また、家のパソコン通信をモバイルルーターにして、家にいるときはスマホの通信もモバイルルーター経由にすれば、スマホ自体の通信量はほとんど使わなくて済む。最も安いプランで契約できるので、通信費を現在の1/3にすることも可能だ。

↓モバイルルーターを使用した通信費削減の記事はコチラから
通信費を年間67,068円節約する方法|格安スマホを使いこなす
 
 
・ふるさと納税を活用する

ふるさと納税とは、自分で選んだ自治体に寄付をすると、その土地の特産品などお礼がもらえる制度だ。この制度の凄いところが「所得税」「住民税」を還付してくれることだ。

例えば、あなたが5つの自治体に7万円を寄付したとする。7万円を支払うが、2千円を超える部分については税金が還付されるのだ。つまり、2千円を支払うだけで、様々な自治体からお米・野菜・肉などの特産品を受け取れる。

年収600万円の方は、多くの税金を払っているのでふるさと納税で還付される金額も大きい。ふるさと納税は2015年4月に改正され、控除される最大金額が今までの2倍となった。住民税で支払っている金額の約2割がふるさと納税に適用できる金額だ。

↓ふるさと納税の詳細はコチラから
ふるさと納税が改正|控除額が2倍になり確定申告が不要に
 
 
・お金を運用する

年収600万円の方は、年間100万円程度の貯金を目標にしてほしい。

貯まった貯金は、きちんと運用することでさらに殖やすことができる。株やFXといった資産が減る可能性も高い方法は、私はオススメしない。私が節約部でオススメしているのが「IPO投資」「確定拠出年金」だ。

私は様々な資産運用を行ってきたが、見ていると資産運用を運に任せている人が多すぎる。現在はアベノミクス効果で好調だが、EUや中国でいつ問題が起こるかわからず、問題が起きれば円高・株安は必至だ。ほぼ確実に資産を殖やすことができる方法を選択するべきだ。

↓「IPO投資」の詳細は下記の記事をチェック!
SBI証券のIPO投資で資産を年率10%以上増やす方法

↓「確定拠出年金」の詳細は下記の記事をチェック!
確定拠出年金とは?資産を増やすには投資よりも節税が効果的

 

年収600万円でも毎年200万円貯金することは可能

年収600万円でも毎年200万円貯金することは可能年収600万円の方でも、節約術と運用術をきちんと行うことで、年間200万円を貯金することは十分可能だ。

節約術は、外食を減らしたり旅行を減らすといったことは必要ない。クレジットカードや銀行の選び方、家計の管理方法、住居・保険・車・通信費といった大きな出費の見直しをするだけで、家計に残るお金はかなり増えるはずだ。

ぜひ、取り組んでみてほしい。

 

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